カモミール ジャーマン Chamomile German

精油辞典

学名Matricaria recutita(マトリカリア レクティタ) キク科

甘くややスパイシー、力強いフルーティーな香り 日本名は「カミツレ」。精油は濃い青色をしていますが、これはアズレンという芳香成分の色素です。近くに植えてある植物の病気を治すことから「植物の医者」とも呼ばれています。月の影響を受けるハーブとされ、女性特有の不快症状に効果を発揮しますまた、切り傷や湿疹などの皮膚疾患の改善にも役立ちます

皮膚のかゆみや炎症などの症状によってストレスを感じているときに。               ごく少量用いるとストレスにも良い精油

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主な成分

オキサイト類:ビサボロールA セスキテルペン炭化水素類:βファルネセン、カマズレンセスキテルペンアルコール類:αビサボロール、ファネソール

       

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主な作用

鎮静、抗炎症、抗アレルギー、抗ヒスタミン、鎮掻痒、うっ血除去、健胃、駆風、癒傷、消化促進、瘢痕形成、皮膚再生、抗菌、抗ウイルス

注意事項

ブレンドは少量で十分。妊娠初期使用を避ける。中期、後期の使用は可能だが、使用の際は体調に気をつける。キク科ブタクサアレルギーの人は注意。炎症のある部位は薄めて塗布。濃い青色の精油なので服につけないように注意する

こ こ ろ

不眠・神経の緊張・偏頭痛・ストレス症状。 心を穏やかにし眠りを誘います

 

か ら だ

胃、十二指腸潰瘍・腸内ガス(鼓腸)・腹痛・消化不良・月経痛・月経不順・膀胱炎。

生や乾燥させた花のお茶が「お腹の治療薬」として役立ち、ヨーロッパでは昔から常備薬として庭に植えられていた。 粘膜を保護して胃壁を修復する作用や抗痙攣、消化促進作用がある。通径作用や月経周期を調節する作用もある

は だ

傷・湿疹・皮膚炎・アレルギー・硬くなった皮膚、乾燥肌・痔のかゆみ・肌の痒さ。 カマズレンは植物体には存在せず、花にある、マトリシンが加熱などにより分解されて、上流中に生じる。抗ヒスタミン作用があり、掻痒感、炎症を緩和し皮膚を再生する。かゆみや炎症がひどいじくじくした皮膚に使われることが多い

その他

ノート:ミドル      
主な使用法:芳香浴・アロマバス・トリートメント・スキンケア・ヘアケア 
ブレンド:独特な薬草のような香りが強く、他の精油の香りを消してしまうこともあるので、加える分量加減する。  イランイラン、ゼラニウム、ベルガモット、スイートマージョラム、ラベンダー、レモン、ローズ