ジャスミン jasmine

精油辞典

学名Jasminum officinale(ヤスミヌム オフィキナレ) モクセイ科

甘く、個性的でエキゾチックな香り

人々を魅了してやまない馥郁(ふくいく)な香りを振りまきます。
花期は夏から秋、精油に使用する花の摘み取りは、香りが最も強くなる夜に行われます。
中国茶の「ジャスミンティー」の葉は別の種類です。

気持ちが沈んでどうしようもない時や

元気が出ない時に。

物質的ではなく精神的に満足感を与えてくれる精油

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主な成分

エステル類:酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル      
ジテルペンアルコール類:フィトール        
モノテルペンアルコール類:リナロール、        
微量成分:ジャスミンラクトン、インドール、オイゲノール、ネロリドール、ジャスモン
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主な作用

鎮静、精神安定、多幸、精神高揚、神経強壮、血圧降下、抗痙攣、催淫、抗菌、抗ウイルス

注意事項

高濃度での使用は避ける。妊娠中は使用を避ける。
妊娠37週以降に使われることがある。集中したい時は使用を避ける

こ こ ろ

不眠、ストレス、うつ状態、不安、心配、催淫、欲求不満、インポテンツ、性的な問題。

多幸感、高揚感をもたらす。脳内の神経伝達分質エンケファリンやドーパミンの分泌を活性化すると言われている。 心配事や不安、恐怖心を和らげ、沈んだ気持ちを癒す。精神を高揚させる作用があり、リラックスさせて、緊張、不安、うつ状態や無気力から引き上げる。ごく少量の香りは、媚薬のように気持ちをほぐし、催淫剤として古代からつかわれた。

か ら だ

出産、月経痛、子宮強壮、ホルモンのアンバランス、咳、筋肉の痙攣。

生理痛を緩和するなど婦人科系のトラブル全般に良く、ホルモンバランスを整えるほか、出産時、分娩や胎盤の排出がスムーズになるといわれています。 産後の抑うつにも。

は だ

老化肌、乾燥肌、しわ、しみ
肌を保湿し、加齢肌や乾燥肌に効果的。

その他

ノート  : ミドルからベース 

主な使用法: 芳香浴・アロマバス・トリートメント、スキンケア、ヘアケア、香水

ブレンド : スイートオレンジ、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、

  ベルガモット、マンダリン、メリッサ、ローズウッド