乳がん確定(先生からの説明)
結局、針生検から2週間後乳がんの告知。はじめて受診したときはもっとドキドキしたけど
2回目の受診はそんなに緊張しなかった。
先生からの説明は
「乳がんでした。いわゆる浸潤がんです。ただ、もう一つの結果がグレーだったので詳しく今また調べてもらっています。その結果が出るのがさらに2週間後です。」
とこんな感じ。
もっとしっかり説明してくれるかと思ったけど、
サブタイプの表を見せられて、めちゃくちゃ簡単な説明。
一緒に夫が来ていたけど、結果が全部そろってなきゃ聞きようがないのか黙って聞いていた。
あっさりと、次回の結果説明の予約をとって終わった。
告知された帰り道
病院ではあっさりした告知だったので何とも思わなかったのに
夫は仕事があるから一人で帰っていたら
急に不安になってきた。
不安というより、悲しくなったが正解かもしれない。
がんと診断された。
今は自分がどれだけ進行しているかはわからないけど、進行していたらどうしよう。
子供たちになんて言おう。
まさか自分が乳がんなんて。
もし状態がすすでいたら、夫はどうする?
子供のことより、夫が心配になった。
私が死んだら一人にぼっちになってしまう。子ども達の心配より
夫の心配ってね。最近まで喧嘩したり、なんでこの人と結婚したんだろうって思っていたのにどうしてなんだろうか。
夫婦ってそういうもんなのかな。
その日から、一人でいると乳がんのことばかり考えるようになり、本屋さんへ行ったり、ネット検索したりして、乳がんのことが頭から離れなくて、泣いてばかりいた。
確定するまで2か月、本当に蛇の生殺し状態とはこのことか!
というくらい、つらい2か月だった。
やっと大学病院へ
2週間後サブタイプの結果が出た。結局HER2はマイナス。
そしてやっと、その1週間後通いやすい近くの大学病院へ紹介状を持って受診した。
運がいいことに、私の住む地域はたくさんのがん拠点病院があり、手術件数も多く知っている周りの人たちからの評判も悪くなかったので、電車で1本で通える病院にした。
大学病院は一応10時半予約。
でも呼ばれるわけないよなあ・・・
待合室は劇混み。
その日は夫も付いてきていたから、夫がそわそわ。
1時間位まって、やっと私の番。まずはエコーから。
今回のエコーも長い。
しかも、その場面で、検査をしてくれた女医さんより、
「ほかにあるの聞いてます?」と言われ、めん玉飛び出るかと思った。
私「聞いてません」
女医「そうですか。えーとこことここと、2か所あるんですよねえ。一度細胞の検査出してみましょう。」
わたし、返す言葉がなく、お願いしますぐらいは言えたかな。
今回の検査は簡単だった。
細胞診と言われ、エコーで確認しつつ注射器の針でその怪しい部分の細胞を吸引してとって調べるものだ。
注射針なので、麻酔はなく、結構グサグサ刺された。でも痛みはそこまで感じなかった。
それよりも不安のほうが大きかったかな。
だって1つだと聞いていたのに、もう2つだなんて!!検査が終わったら、次は今日わたしを診察してくれる先生の診察。
ドキドキしながら待つ。
今度はそんなに待たず診察室へ。
触診があったが、ささささーってな感じで男性の医師だったけど嫌じゃなかった。
そして、さっきのエコーで怪しいものが増えていたこと。
これを見極めるため、このままCTを撮りましょうということに。
今日CTなの?!(造影CTの感想)
食事は取ってもよいとのことだったので夫と
近くのレストランで食べて、CT室へ。
初めての造影CT.
何とも言えん気持ち悪さ。
おしっこもらしたんか?っていうくらい、お股とか、粘膜系が熱くなった。
でもあっさり終わって診察室へ。
先生の外来は変わらず劇混み、なかなか呼ばれず。
やっと呼ばれたのはもう4時過ぎ。
先生の判断では、
エコーもそうだけどCTも結果を見て、
「リンパ節転移がありますね。」
とのこと。
なので、今日の細胞診の結果をみて、再度針生検をしなくてはいけない。
まだまだ、結果がそろわず、治療に進めない私は、
またまた、蛇の生殺し状態へ戻ってしまった。
乳がんってなかなか奥深いし、治療もトントン進まないのね。
またこの続きは明日。