ベルガモット Bergamot

精油辞典

学名Citrus berugamia-bergapten free(キトゥルスベルガミア) ミカン科

さわやかで、ややビターなフルーティーな香り。最初に栽培された、イタリア・ベルガモ市から名前がつけらたといわれています。 イタリアでは18世紀から民間療法に使用され、アールグレイ紅茶の香りづけや、香水にも使われています

最初に栽培された、イタリア・ベルガモ市から名前がつけらたといわれています。 イタリアでは18世紀から民間療法に使用され、アールグレイ紅茶の香りづけや、香水にも使われています

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主な成分

モノテルペン炭化水素類:リモネン      
エステル類:酢酸リナリル (30-60%)
モノテルペンアルコール類:リナロール
フロクマリン類:ベルガプテン・ベルガモッチン・ベルガプトール
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主な作用

鎮痛・鎮静・抗鬱・精神高揚・精神安定・強壮・抗痙攣・駆風・駆虫・殺菌・抗ウイルス・抗真菌・消化促進・解熱・健胃・瘢痕形成消臭・血管収縮・制吐

注意事項

光毒性があるため塗布後12時間は日光を避ける。高濃度で使用すると皮膚刺激がある。敏感肌の方は注意する。向精神薬・鎮痛剤・睡眠薬・抗てんかん薬・血圧降下薬と多量のベルガモット精油との併用は避けたほうが望ましい

こころ

不眠・興奮・落ち込み・心配・情緒不安定・うつ状態・後悔の念・マタニティケア・ストレス。 抑圧された感情と、漠然とした不安から心を解放し深い部分から、ゆっくりと整え、緩やかでバランスの取れた精神状態へ戻してくれる。ハイテンション、過度の落ち込みなど情緒の不安定さが目立つ時に

からだ

便秘・下痢・消化不良・腸内ガス(鼓腸)・食欲不振・疝痛・膀胱炎。 消化器系の働きそのものも強化する。蠕動運動促進作用、緩下作用、食欲増進作用、食欲調整作用、抗痙攣作用が知られている。特に神経性の胃腸の問題に良い。精神的に負荷がかかった時に起こりやすい便秘・下痢・疝痛・過食傾向や逆に全く食欲失った時に良い

はだ

脂漏性皮膚炎(頭皮)・ニキビ・デオドラント・帯状疱疹・脂性肌。 消臭効果があり、デオドラント用ローションにラベンダー、ペパーミントなどとブレンドすると良い。抗ウイルス作用あり、特に黄色ブドウ球菌に有効。帯状疱疹にも効果があるとされており、ティーツリー、カモミールローマン、ユーカリなどとブレンドすると良い

その他

ノート  : トップ 
主な使用法:芳香浴・アロマバス・トリートメント・スキンケア・ヘアケア・香水・湿布 
ブレンド :オレンジ、レモン、レモングラス、メリッサ、クラリセージ、ラベンダーなど、
       ハーブ、花、柑橘系、葉の精油との相性がいい